プロジェクト2年目となる2016年度。
メンバーは〈展望台班〉〈キャンプ班〉〈イルミネーション班〉の3つに分かれ、初年度計画した目標を実行へと移す一年になりました。
年度初めは、夏以降に行う予定のイベントに向けた各種調整・議論を中心に行いました。
大和波止場発着のクルーズ船「銀河」で行われた親子体験クルーズ。
この中で、呉市長様や呉海事事務局長様など、呉のまち・港に関わりのある方々へ私達の計画するプロジェクトをプレゼンする機会を頂きました。
発表後、呉市長様からは「私たちが汗を流してやろうという姿勢がいい、呉市もパートナーとして協力していく」と期待のコメントをいただきました。
頂いた意見やアイデアを元に今後のビジョンを改めて固めることが出来ました。
呉市宝町・大和波止場にて、キャンプ班主催のもと行われた「海街キャンプ」。
メンバー+学外からの参加者30名がテントを張り、実際にそこで寝泊まりをし二日間を過ごしました。
イベント中は呉の各地をめぐり、2日目には同じく呉を舞台とするインキュベーションワーク「石段の家」ともコラボ。呉の新たな魅力を見つける!という点で、非常に有意義なイベントとなりました。
展望台のあの空間を有効利用できるイベントはなんだろう?
展望台班は検討を重ね、12月17日からの一週間、「呉が分かる」写真展を展望台内で行いました。
目的は「呉港利用者の皆様や観光客、及び呉市民の方々へ展望台に立ち寄るきっかけを作り、写真を介して市民の方には新たな発見を、観光客には宝町を中心に各地へ興味を持ってもらう」こと。
360°展望を活かした展示はご好評をいただき、また設置した感想ノートへも沢山のメッセージを頂きました(実際の写真)。
展望台に多く寄せられていた要望、それは「椅子がなく長居できない」こと。
展望台を居心地の良い空間にするため、大改装を3班合同で行いました。
①椅子の設置
お子様連れからご高齢の方まで、どなたにも展望台の景色を楽しんで頂く。
②本棚の設置
展望台のもつ開放感を活かし、更に長い時間展望台に滞在して頂く。
③壁の再塗装
汚れが目立っていた壁面を、開放感のある空間に調和した白色に再塗装する。
こうして年度末、メンバーはそれぞれの班の活動を振り返り二年間の反省を行いました。
〈キャンプ班〉〈イルミネーション班〉はここで活動を終えることになりました。
一旦はここで活動の区切りを見たチームでしたが〈展望台班〉のメンバーを中心に継続の声が上がり、旧2班からの一部メンバーと合流・2017年度「宝の町をブラッシュアップ」チームが編成されることとなります。