2017年度は新たな顧問教員やメンバーを迎え始まることとなりました。
そこでまず、この宝町という活動場所を分析し、再定義することを第1に行いました。
展望台の長所と短所は何か?宝町の魅力と問題点は何か?
その結果、
①〈イベント班〉
宝町を流れる堺川でイベントを行う
②〈波止場フットライト班〉
大和波止場ベンチをライトで照らす
③〈展望台リノベーション〉
展望台リノベーションを計画する
④〈広報班〉
チームの広報全般を担当する
の4班に分かれ、それぞれが実現の可能性を探りながら活動を進めることになりました。
6月には新たに1年生を迎えました。
展望台の魅力、その一つが「呉を行き交う船が沢山見られる」こと。
これを、呉に馴染みのない観光客の方にも楽しんで欲しい!との思いから、呉の代表的な船を紹介したポスターを作成。展望台正面に設置しました。
またこれに合わせて、ここまでの活動を紹介したポスター設置を行いました。
昨年に引き続き、大和波止場にて開催された「銀河」親子体験クルーズ。今回はワークショップという形で参加させて頂きました。
大和波止場会場では子供たちへペットボトル・牛乳パックなど身近な材料をもとにした「船づくり」を行いました。
また、作った船を宝町・堺川に流し、実際に自分の作った船が進む様子を楽しんでもらいました。子どもたちからは「自分の作った船があっちこっちに動いて面白かった」と感想を頂きました。
この模様は後日中国新聞に掲載されました。
堺川を使ったイベントは今回が初の事例ということもあり、実施にあたっては事前に堺川沿いの清掃を行いました。船の回収はゴムボートを使い、また事故防止のため消防士の方に監督をいただきました。
またこの時、イベントに合わせ展望台のPRポスターを初製作。「銀河」船内で配布しました。
保護者の方からは、「こんな場所があるなんて知らなかった」「イベント後に寄ってみたい」などの声が上がりました。
後期には班の再編が行われました。
①イベント班は活動を終え全体統括に
②波止場フットライト班は電源の問題などから、新たに〈インテリア班〉として展望台のインテリアを検討する班へ。
③展望台リノベーション班は〈カウンター班〉として展望台にカウンターの制作へ。
④〈広報班〉はそのままで、一部のメンバーが展望台に時計を作る〈時計班〉として独立。
以上の4班になり、全体統括のリーダーの元、実行に向け本格的に活動が始まりました。
SNSの情報拡散効果に注目した広報班は、チームの公式ブログとTwitterのアカウントを作成。
ブログは各班の活動報告をメインに、Twitterは展望台を「呉みなと展望台」と名付け、これとその周辺施設の情報を発信することになりました。
またこれと同時期に、呉市役所・港湾漁港課前へパンフレットを設置して頂き、呉観光協会様にも紹介されました。
大和ミュージアム4F・会議室にて、呉市役所港湾漁港課の方々へ今年度の活動報告をしました。本チームは来年度で4年目を迎えるため、これまでの活動を振り返りながら発表を進めました。
質疑応答では、市役所の皆様へ各班が活動する上での疑問・問題点などをお伺いしました。また今回頂いたたくさんの質問、意見を受け、来年度へ向けた見直しや振り返りを行うことが出来ました。
広島市中区「CLiP HIROSHIMA」にて行われた、広島湾の魅力を発信するイベント「ひろしま湾春のミーティング&マルシェ」。
これに出展された呉市役所様のブースに、私達チームが作成したパンフレットや活動のPRポスターを置いて頂きました。
また、手渡しで参加者の皆様へ配布も行いました。徳島から来られたある方からは「今度広島に船で来るときは寄ってみたい!」との言葉を頂きました。
→各班、製作や実施に向けた準備・計画など(この模様はブログに掲載しています)を行い、2018年度へ。